表参道の小さなスペース「ギャラリーニイク」
リフォームを手がけたスペースがもうすぐオープンします。
空間と、ギャラリー運営企画のディレクションの両方を行った
gift_らしい「場」の提案というカタチがようやく出来そうです。
まだ途中ですが。
きちんと完成したら今度はサボらずレポート載せるつもりです!
http://www.gallery219.com/
gift_lab newsにのせた、ギャラリーの説明、ワークショップなどの情報もあわせて是非。
デザインと時間
書きかけの文章ですが(日付も当時のまま)、何となく思い立って公開します。(2011.09.07)
デザインという言葉を最近はめっきり使わなくなった。
というか、そこにある曖昧さがとても引っかっていて、言葉として意識的にわないようにしている、気がする。
デザインは時間を止める方向にものの意識を働かせようと動くことが多い気がする。
フォトジェニックであるということを求めるということは、少なからずそういう方向を求めていることに変わりないはず。
口悪く言ってしまえば、良い写真さえ撮れたら後はどうあってもかまわないということである。
建築やプロダクトは、50年100年と残るもので、それに比べてインテリアデザインやイベントの
演出って何て儚いんだろうと思っていた。(経年変化うんぬんはともかく。)
しかしその儚さの中に残るものがきっとあるはず。
それは写真には映らない。
その考えはある部分では変わらないが、今は「場を作る」という言葉とともに興味が移っている。
クスノキの前のお仕事 -その後-
だいぶ間が空いてしまいました。。
最近はほとんどtwitterをやっています(アカウントはgift_gtです、よろしければfollowを。)
そちらの方が肌に合い過ぎていて、blogというスケールで書く事すら出来ていない文章力の無さに
我ながらがっかりしています。
本来、このブログでは、gift_labというスペースを見ていただいている方には見えてこない、
別の面を紹介していけたら、というのが目的だったのですが。。
変にそこにこだわりすぎず、いろいろとアップしていこうと思います。
とはいっても、前回のクスノキの前のお仕事はどうなったか?ということを放っておくのも
なんなので、そちらのことについて先ずは書こうと思います。
文京楽器さんという、半世紀以上の歴史を持つ弦楽器専門店さんが既存店舗から2年半だけ移転して
営業する仮店舗、を手がけました。
場所は文京区本郷。
ストラディバリをはじめとする名器なども取り扱いながら、オリジナルの弦楽器も作っています。
そして、クスノキを振返るとあるのが、この物件でした。
樹齢600年の木のおかげでマイナスイオンが出ている気さえする、良い環境です。
(右の写真の奥にちらっとクスノキが見えます)
全面ガラスのシンプルな区画。オープンなだけに間仕切るのが難しいこの空間をどう活かすか。
仮店舗を通して、次期新店舗へ向けての明確なステップにしたい。
しかし、極力無駄な出費はさけたい。(当然ですね)
とはいえある程度バランスよく品の良さが伝わる空間にしたい。。
などいろいろと落し込むべきポイントを鑑みつつ。
結果、このようになりました。
![]()
ちょっと分かりにくいですが。左隅のエントランスから中に入り、入り口を振返ると、
こんな感じ。
![]()
実はこのハの字状の曲面、右側は既存の建築の躯体壁の形そのままに、塗装だけ施したものです。
それに合わせて左側の曲面の壁だけ新しく対称形に立てました。その裏側は真鍮で店名の入った
ショウウィンドウスペースになっています。(上の写真でハープが飾ってあるところです)
最初、この扉が端っこに一枚だけポツンという感じだったので、きちんと空間の一部として
無理なくダイナミックに見せようとした結果、この形になりました。
そしてそのまま左へ振返るとこうなります。
![]()
什器などは、既存のものを活かしつつ、補修したり、空間に合う施しをしました。
さらに奥へ進みます。
![]()
全面連続のウィンドウなので、仕切らずオープンさを保ったまま、そのウィンドウと壁との
距離の取り方だけで自然とエリアが変わるように意図しています。
手前の赤い壁面のエリアはアンティークを中心としたコーナー。(そしてこの'箱'の中は
試奏室になっています)
一番奥は、工房とウェイティングラウンジ。左の壁には工房の窓。外からも様子がうかがえます。
![]()
スタッフの方々はとても良い方達で、クスノキに負けじとこの場の心地よさを作っています。
お近くを通る際には、興味ありましたら是非立ち寄ってみてください。
文京楽器HP
http://www.bunkyo-gakki.com/
Why EBISU ?
ここ最近、恵比寿のことについてあれこれ考えている。
というか考えざるを得ない出来事に関わっている。
(理由は別のときに書く事にします)
恵比寿に拠点をもって、素敵な活動したり仕事したりしている人は、結構居る(みたい)ですね。
(みたい)と書いたのは、店舗やギャラリーとかならまだ発見しやすく、分かりやすいが
仕事場があるというのはなかなか気付かないから。
拠点が渋谷とか青山とか六本木とかにあるという事務所などは
人がそれを言いやすいのか、あるいは言いたくなるのかは分からないけど、
会話等にも出て来たりすることになって、なんとなく覚えていたり、印象に残っていたりする。
ところが、恵比寿という場所は、何故かそういう気配が綺麗に埋もれているという気がするのだ。
(これはかなり個人的な見解だとは思いますが)他の場所にあるような、よそ行きの感じがしない。
そして、いかにもそこだから構えているという風なものも見えづらい。
逆に言えば、居心地は良い。
しかしながら、恵比寿に拠点を置いている人には、目的や理由があるからここに居るという、
明確なものはあるのだろうか?
(なきゃいけないと言いたい訳では無いですし、当然何らかの理由はあるとは思いますが。。)
そう言う自分も、恵比寿とはどういう街で、何故そこにいるのかと聞れたら
客観的にスッと答えられる自身はない。
そこで、自分なりにも分析しつつ、自問自答では限界があると考え
恵比寿にいて、興味深い活動や面白い事等をやっている色んなひとに
「なんで恵比寿なんですか?」
とインタビューしてみたくなった。
題して「Why EBISU ?」
そのままですが。
これをフィールドワーク的に行っていくという事を
近々始めてみたいと思っています。

