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07/26/2017

「山ノ家の5周年 昼下がりの音楽会」

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「場」や「状況」のデザインをライフワークとするクリエイティブ・ユニットgift_が、
縁あって、小さな宿(時々、アーティストインレジデンス)とカフェ「山ノ家」を
大地の芸術祭のお膝元 越後妻有に開いてから、この8月で5回目の夏を迎えます。

山ノ家とこの地の有志とで起こしたコミュニティ・イベント「茶もっこ」も5周年。
「夏宵の行灯茶もっこ&夜市 2017」が山ノ家の周囲で行なわれる日の昼下がり、
山ノ家で、個性的なアーティストをお迎えして音楽会を開催します。
音楽と、手作りのローカルなおもてなしイベントを味わい尽くしていただけたら幸いです。

「山ノ家の5周年 昼下がりの音楽会」

2017年8月19(土) 開場:15:30/開演:16:00

出演:
アサダワタル / sawako Duo
すずえり
福島 諭+福島麗秋

参加費:¥2,000+1ドリンクオーダー
会場:山ノ家 Cafe&Dormitory
942-1526 新潟県十日町市松代3467-5
Tel:025-595-6770
http://yama-no-ie.jp/
https://www.facebook.com/YamanoieCafeandDormitory

予約:info@yama-no-ie.jp
タイトル「山ノ家5th 音楽会」お名前、人数、当日の連絡先をお知らせください。

special thanks:安永哲郎事務室

出演者プロフィール:

アサダワタル:
1979 年大阪生まれ。東京在住。文化活動家・アーティスト。音楽と言葉を独自の方法で使いこなし、各地で様々なコミュニティプロジェクトの演出に勤しんでいる。活動テーマは「表現による謎の世直し」。著作に『住み開き』(筑摩書房)、『コミュニティ難民のススメ』(木楽舎)、『表現のたね』(モ*クシュラ)、CDに『歌景、記譜、大和川レコード』(路地と暮らし社)、『Animacy』(SjQ名義、HEADZ)、近年のプロジェクトに『小金井と私 秘かな表現』(東京都小金井市、2015—)、『千住タウンレーベル』(東京都足立区、2016—)など。ドラムを担当する「SjQ/SjQ++」ではアルスエレクトロニカ2013サウンドアート部門にて優秀賞受賞。また、実践と並行して研究にも関わり、2016年より大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員、博士(学術)。2017年10月末、妻が新潟県妙高市の実家にて第二子出産予定。
http://kotoami.org
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sawako:
名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中のサウンドアーティスト。「音と暮らしとテク ノロジー」をテーマに活動を展開。都会の中のローカルを見つけることと、森の散歩が好き。これまでに、通算5枚のソロアルバムをリリース。Sonar フェスティバル (バルセロナ)、Institute of Contemporary Art London (ロンドン)、Warmup at P.S.1/MoMA(ニューヨーク) など世界各地でパフォーマンスを勢力的に展開。 東京ミッドタウン5周年記念アート「いつつ のゆびわ」の六本木アートナイト演出や、ファッションブランド support surface SS2017 collection などのサウンドデザインも手がけてきている。2015年より自由大学「DIYミュージック」教授、「未来を耕すダブルローカル」キュレーター 。http://www.troncolon.com
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すずえり(鈴木英倫子):
ピアノと自作装置を組み合わせた、回りくどく落ち着きのない感じの演奏や展示を行う。気になっていることは、道具や楽器のインタラクションと身体性とのずれ、それらが生む物語性。
1993年「サウンドガーデン」(キュレーション・吉村弘)に参加、音をテーマとした美術作品の制作をスタートさせる。1998年に、ときめきサイエンス名義でChildiscからアルバムを発表。以後、6枚のアルバム、複数のシングルをリリース。そのほかコンピレーション・アルバムや映像作品への参加などを通じて音源発表を行う。suzueri.org
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photo : Benedict Phillips


福島諭 / Satoshi Fukushima:コンピュータ (Computer)
1977年新潟生まれ。IAMAS修了。作曲家。
2002年よりコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド、Mimizのメンバー。濱地潤一氏との交換作曲作品《変容の対象》は2009年より開始され現在も作曲中である。2016年、G.F.G.S.レーベルよりCD「室内楽 2011-2015」をリリース。
賞歴に2014年第十八回文化庁メディア芸術祭「アート部門」優秀賞など。日本電子音楽協会理事(2017-)。作曲を三輪眞弘氏に師事。
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福島麗秋(Reisyu Fukushima):尺八(syakuhachi)
1948年生まれ。群馬県出身。新潟大学卒業後教員となる。村松流尺八師範、都山流尺八准師範。学校への邦楽出前授業、福祉施設慰問、岩室甚句を中心とした民謡の保存・伝承活動を実施。近年、伝統・混沌と光をテーマに現代音楽とのコラボにも取り組む。

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・・・

東京方面から山ノ家へのアクセス

最寄り駅:ほくほく線「まつだい」
まつだい駅から山ノ家は徒歩5分ほどです。
http://yama-no-ie.jp/#access

○新幹線で
東京駅 >上越新幹線>越後湯沢駅(約80分)
越後湯沢駅 >ほくほく線 直江津行き>まつだい駅 (約50分)

○自動車で
ナビに住所入力:新潟県十日町市松代3467-5
東京都内からは高速の混み具合にもよりますが、
およそ3.5〜4時間という感じです。

○グリーンライナーで
*十日町市が姉妹都市である世田谷区との間に
週末運行している低料金の高速シャトルバス(片道1000円)
http://www.tokamachishikankou.jp/greenliner/
07:00 世田谷区役所 発
07:30 新宿駅西口付近 発
12:30 まつだい駅着

ぜひ、山ノ家でお待ちしています。

 
02/16/2017

MOTサテライト ラジオ往来往来

MOTサテライト
スタートしました。
gift_labはフェロ、ープロジェクトとしてアンドレアス・シュナイダーさんと企画した架空のラジオ、
ラジオ往来往来」のステーションとして展示をしています。
深川、清澄白河にまつわる音がいろいろと流れています。

ランチやカフェがてらお立ち寄りください。
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10/10/2009

音の旅の旅

sounttrip#4がシンガポールにて展示されることになりそうです。
東京 - 高雄(台湾) - 台北(台湾)につづいて4都市目となります。
「音の旅」が旅をする。
この姿が、いろいろな場所に現れているのを考えると、ちょっと面白い。

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また詳細等、お知らせしたいと思います。

 
03/26/2009

Sound Trip#4

製作の過程からのつもりが、事後の文になってしまった。

4つ目の音の旅の箱を作りました。
3/23-29まで丸の内ハウスで行われるTHE SURVIVAL SHOWに出展しています。
(というか、企画をgift_/ASYLでおこなっています)

飲食フロアという、音のインスタレーションにはおそらく不向きな環境の中で、いかにしたら良い形で実現できるか、しばらく頭を抱え、手をつけられず、考えずに居たのだが、そろそろまずい、、とスケッチをしていたらふっとある形が出て来た。
手を動かすことは、時に頭で考えるよりも深層にあるものを掘り起こすことがある。コンピューターを使っていると経由するものが多過ぎて、これが出来ない。

そうして出た、いくつかのスケッチをもとに、形との関係性の中で、聴かせる音についてgift_内で話し合って方向性をまとめる。
あるところでキーワード[higner,further](より高く、より遠く)という言葉が池田からふと出て来たことで全体像がクリアに。

それからBOXの製作をスタッフの生田君に託し、図面、材料取り、そして絶賛製作中。(の時の写真)

(中々丁寧につくってくれた。バッチリデス)

平行して、スタッフの絵美ちゃんに音の編集作業をしてもらう。
前回までは、大半の音源は採集する所から始め、編集を行ってもらっていたのだが、
今回は最終的に自分が過去に撮りためていた音をベースにさせてもらった。
(バランスを整えるの苦労したと思います。ありがとう)

そして現在、丸の内ハウスにて展示中。
設置が朝の5時からの現場で、非常に疲れました。。

これは、梯子にのぼって音を聞くというものです。見ているだけでは音はほとんど聞こえてこない。
地面から脚を浮かせる、という感じでほんの少し高いところへ移動すると、音が聞こえてくる。
わざわざ「のぼる」というちょっとした行為を伴うことが、非日常にスイッチを切り替える
簡単な儀礼のようなものになればと思っています。

ちょっと感覚を研ぎ澄まして、小さな音の旅に出るための。

 
02/05/2009

視覚と聴覚

昨日(明けたので正確には一昨日)になりますが、aenさんとミーティングをしました。
彼は、自身もアーティスト(っていう呼び方で良いんでしょうか?)でもありながらcommune disc(レーベル),soundroom(イベント)など多岐にわたる活動を展開しながら、様々に触手をのばしている人。
日程は決まっていないが、今計画しているイベント企画についての打合せ。
以前に別の場所でおこなったことのあるタイトルのものを新たに復活させたい、ということを思いついたとのこと。
思いついた、というのには伏線があって、昨年のCET08でgift_で展示をしたsoundtripを見くれていたことがそのきっかけになったとのこと。(こういうのうれしい話です)その上で後日、或る音と映像のイベントでバッタリ会い、自然と話が発展していき、じゃあこのテーマでミーティングしましょうということになった。
まだ固まっていないのでちゃんと書くことが出来ないのですが、たぶん視覚と聴覚の転換みたいな方向になると思う。

昨年は本業の忙しさにかまけて、せっかくスペースを持っているというのに自主企画をまともに
やることが出来ず、持ちかけてくださる良い企画に場を提供するので精一杯だった昨年の反動が
あり、いろんな意味で時間がある今だからこそ、こういうことを考えることに注がない手はない。
そこへ来て、持ち込みではなく、アイデアをこちらと共に練っていきたいというaenさんはgoodタイミングでした。
(持ち込み企画はそれはそれで大事なものです)この日は他にも、こういう企画や活動をする側としての問題意識その他もろもろざっくばらんに話が出来てとても有意義でした。
やっぱりこういうこと考えるの、好きなんだろうな。

と、片付けて終わるのではなく、ちゃんと形にするべく行動していきます。