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03/09/2009

散文 -変わらないということ-

先週の土曜日、今進めているプロジェクトの為に、philの市川さんとmarunouchiHOUSEで打合せ。その後向かう方向がほぼ一緒だったので、電車を乗り継ぎながらお互いの経歴等の話などを。
間接的に名前を聞いていたくらいで、ちゃんと一緒に何か行うのは初めてで、そういうことを話したことがなかったけど、結構ニアミスしていたことが発覚。まあいろいろやってると大抵どこか接点があったりする歳ですが。

彼はアーティストのエージェンシーをずっとやっていて、そうなる前の話などもちょっと語りつつ、「もう8年も同じことをやっているなあ」という反省(?)めいた言葉に思わず、
「個人的な意見だけど、5年、10年と変わらず物事をやり続けている人の方がむしろ今新鮮でおもしろいと思うんですよ。」
というようなことを言った。

なぜそんなことを自分は口にしたのだろう。
確かに最近いくつかの出来事でそういうことを感じてはいた。だから自然に出て来た。
それは今、自分自身が最も見失ってはいけないものに思えたから、というのもあるだろう。

サイクルを早めるばかりの目新しさには軸がない。変わり続ける世の中と常に距離や関係性を計りながらも軸が変わらずにいるということは、実は最も変化に富んでいるということなのだ。

そういう所を経ているものや人を見ると、とても頼もしい。
試行錯誤の結果、自然と思い至ってしまったような言葉や、そういった姿勢からフッと出てくる鋭い視点を持っていることが、リアリティがある故に重みがあり、かつ面白い。

全然具体性に欠ける話ですが。