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03/19/2009

大阪重力@superdeluxe

前回ここに書いた「書割り」パネルの設営含め、なんとか無事終わりました、というかイベントとしては大活況で終わりました。(すいません、写真は後ほどアップします。)
単に面白いというだけでなくなかなか深みのあるトークで3時間はあっという間でした。それにしても22時ジャストに綺麗に終わったのにはちょっとびっくりした。(始まりは10分押しくらいでスタートし、自己紹介だけで約1時間半しゃべり通していたのに!)
周到な段取りがあった訳でもなく、いまここに集っている、という以外にはほぼ何もない所から絶妙に間をとりつつ花開いていく言葉のやりとりの中から、ちゃんと大切な部分を見つけて掘り出し、あるいは作り出してしまう。そんな文字通りの「トークセッション」で、とてもグルーブ感があり軽快でした。
大阪の魅力、というより大阪の人の魅力が存分に伝わりました。(もちろんゲストの方々がすでに魅力的であるということは当然ですが。)
そして若干パワーに圧倒された感じです。打上げも末席に参加させていただいたのですが、関係者ほとんどが大阪の方で(当然ですが)東京で行われたにもかかわらず、とてもアウェーに居るみたいな何とも複雑な気持ちになりました。(31日には、本拠地大阪でまた行われるのですが、そこの会場も作る事になっているので当然立ち会います。そこでは一体どんなことになるのか?)
これは別にネガティブな気持ちになったと言っているのではありません。トークのなかにもあったけれど、グローバリゼーションにおいて大阪人のように積極的で懐が深く、コミュニケーションに長けた資質は確かに必要かもと思ったりしながらも、プロジェクトの主旨の通り大阪の魅力とは何か?ということについて語られる事を聴くにつれ、むしろ逆に、「東京」ということについて、いろいろと考えさせられるところがたくさんあったのです。が、まだうまくまとまりません。

例えば、日本の中心とか、世界の文化拠点ということでなく「一地方都市」(この言葉は誤解を招くかもしれませんが)としての「東京」という考え方の可能性とか。東京生まれ、又は東京育ちという人の「同郷心」というのがあるとしたら、どういうことなんだろうかとか。。
これはいずれまたちゃんと書きたいと思います。