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05/15/2011

2011.05.25 'a concert at gift_lab'

急遽決定!
ベルリンを拠点に活動するDaisuke Ishidaが日本に一時帰国中の折り、古舘徹夫,足立智美という素晴らしい
ゲストとともにおこなうライブパフォーマンスイベントがgift_labで実現することとなりました。
電子/ノイズ/実験/パフォーマンスによる、「或るコンサート」。刺激的な一夜になります。

'a concert at gift_lab'

■日時:5/25(水)開場19:30、開演20:00 (21:30頃終演)
■料金:¥1000+ドリンクオーダー
■出演者:(a - z)
石田大祐[Daisuke Ishida] / 古舘徹夫[Tetsuo Furudate] / 足立智美[Tomomi Adachi]
■定員:30名
■お申し込み&お問い合わせ info@giftlab.jp
件名「a concert0525予約」
本文「ご希望の日付、お名前、ご連絡先のe-mailアドレス、人数」をメールでご連絡ください。
追って、ご予約確認のメールをご返信させていただきます。
■企画・協力:Daisuke Ishida / Ken FURUDATE
■共催:gift_lab


profile:
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石田大祐[Daisuke Ishida]
http://isddsk.com/
1980年東京生まれ。ベルリンを拠点に活動するサウンドとコンテンポラリー・メディアのアーティスト。デザイン・プロセス/アーティスティックな文脈における物理的環境に関心を持ち、コンピュータ・ミュージックの美学や論理的帰結に裏付けられた、シンセシスにおける音空間を探求。そのリサーチは、音響特性から聴覚認識、複合系理論、機械学習に基づくアルゴリズムといった分野に及んでいる。
2009年からはエクスペリメンタル・エレクトロニック/コンピュータ・ミュージックにお けるインディペンデントなオーガナイズ組織、AUSREIHEを開設。2002年には古舘 健、 城 一裕、野口瑞希と共にThe SINE WAVE ORCHESTRAを始める。このThe SINE WAVE ORCHESTRではARS Electronica 2004のデジタル・ミュージック・カテゴリーにおいて“Honorary Mention”を受賞。また、ネットアート/サウンド/ヴィデオなどメディアアート をサポートするEdith Russ Site for Media Artにおいては“Stiftung Niedersachsen work stipends for Media Art 2009”に選出される。
これまでに様々な国においてアーティスト活動を続けており、日本のICC(InterCommunication Center)、オランダのdeaf – Dutch Electronic Art Festival、steim、ドイツのtransmediale、 Japan Now modern performing arts festival、Edith Russ Site for Media Art、ラトビアのART + COMMUNICATION WAVES – ARSENALS of the Latvian National Museum of Art、イタリアのMART – Museum of Art, Rovereto and Trento、Interferenze new arts festival、アメリカのISEA – Inter-Society for the Electronic Arts、フランスのLa Generale、そしてせんだいメディアテーク、YCAM 山口情報芸術センター、横浜トリエンナーレなどで作品を発表。

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古舘徹夫[Tetsuo Furudate]
http://www.tetsuofurudate.info/
80年代からノイズ・コンサートを継続する一方、2003年頃からシアター作品、ラジオ作品など物語とサウンドの共存を指向している。それらの作品の多くは欧州で上演/放送され、ドレスデンで上演された「ロデリック・アッシャー氏の聴覚」ドレスデン現代音楽祭ビューリューブリッケ賞を受賞。ドイチェンランド・ラジオによって放送された「求塚」はインターナショナル・ラジオ・アート・フェスティバルに入賞。その後、「ヒロシマ」「ゴヤ」等、物語とノイズの間を横断する作品を発表している。2011年4月、エドウイン・ファン・デル・ハイデ、レーフ・エルグレンと共にドイツ/ビューレフェルト劇場に於いてゲオルグ・ビュヒナーのテキストを取り上げた「死の断片ービュヒナー、23才の場合」を初演。

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足立智美[(パフォーマー/作曲家)。1972年金沢市生まれ。早稲田大学哲学科卒。
http://www.adachitomomi.com/
 1993年より、パフォーマー/作曲家として活動を始める。以来、即興演奏、パフォーマンス、現代音楽作品の演奏、作曲、楽器の創作、サウンド・ インスタレーションなど幅広い領域で活動。日本ではほとんど唯一の音響詩の演奏家でもある。創作楽器の一つ「トモミン」は販売されマイク・ パットンを始め世界に使用者がいる。2003年からヴィデオやインスタレーションの制作もてがける。日本、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、韓国、中国、世界20カ国以上、50を超える都市で公演、展示をおこなう。活動は複数のジャンルにまたがるが、音楽の持つ視覚性を軸に、マルチメディアではなく、歴史的な視点から音楽、美術、文学、ダンス、芸術の外に至る複数の領域を結びつけ、再構成する活動をおこなっている。

 94年から97年にかけてパフォーマンス・シリーズ『音、あるいは耳について』を企画、実験的な音楽、音響活動を紹介する。
97年から「ハモらない合唱団」である『足立智美ロイヤル合唱団』を主宰。99年から2000年は『音楽工作所』を企画し、パフォーマンス、コラボレー ション、実験音楽を幅広く取り上げる。2000年から2003年にかけてダンサー山田うんとのユニット『VACA』で音楽とダンスの究極のコラボレーションを目指す。 2003年にダンサー・振付家の伊藤キムのカンパニー『伊藤キム+輝く未来』と共同作業、作品『劇場遊園』の他、ダンサーによる即興合唱団『足立智美+輝く未来合唱団』を組織する。2004年から2005年にかけてドイツのキュンストラーハウス・ドルトムントに滞在し、ドイツ各地のギャラリー、美術館でパフォーマンスを発表する一方、ドルトムント市の助成のもと企画をおこない、ヨーロッパ各地からサウンド・アーティスト、音響詩人、ダンサーをドルトムントに招聘した。2005年の『四万十神楽交響曲って何?』(株式会社アサヒビール主催)では、高知県四万十川流域にて、地元の民俗芸能とアマチュアオーケストラとの即興演奏によるコラボレーションを指揮、2007年にはサントリー音楽財団主催『ユーロペラ5』(ジョン・ケージ作曲 日本初演)の演出を担当、2009年”MUSIC FROM JAPAN” の委嘱により、五世常磐津文字兵衛の義太夫三味線のために『踊りん飛車』を作曲、アメリカ・ツアー。2009年12月よりASIAN CULTURAL COUNCILのフェローシップを得て半年間渡米。2008年から2011年にかけて、『音楽の複数次元』を主宰、ジョン・ケージ “VARIATIONS VII”、”WATERWALK”、クリスチャン・ウォルフ”BURDOCKS”、コーネリアス・カーデュー”THE GREAT LEARNING”など1960年代前後の実験音楽を再演している。またトム・ジョンソン、ディーター・シュネーベルの作品上演もおこなっている。

 近年はヴォイス、コンピュータ、自作楽器群によるソロ演奏や、音響詩の上演、ワークショップによる非音楽家を含むアンサンブルを中心に活動。テート・モダン、ポンピドゥー・センター、ウォーカーアートセンター、エクスペリメンタル・インターメディア、STEIM、オントロジカル・ヒステリック・シアター、ルーレット、トニック、アンソロジー・フィルム・アーカイヴス、国立国際美術館、ミュゼウム・クンスト・パラスト、金沢21世紀美術館、円盤などに出演。共演者としてはニコラス・コリンズ、ヤープ・ブロンク、ブッチ・モリス、高橋悠治 、一柳慧、坂田明、DJ SNIFF、ジェニファー・ウォルシュ、ジェローム・ノッティンガー、ズビグニュー・カルコフスキ、巻上公一、飯村隆彦、石田尚志、鈴木昭男、カール・ストーン、古舘徹夫、大友良英、千野秀一、黒沢美香、猫ひろし、モレキュラー・シアター、劇団黒テントなど。四谷アート・ステュディウム、多摩美術大学、シカゴ美術館附属美術大学、ミルズ・カレッジ、バード・カレッジ、ロンドン芸術大学などで講義をおこなっている。
 CDにソロ『ときめきのゆいぶつろん』、足立智美ロイヤル合唱団『ぬ』(以上NAYA RECORDS)、『YO』(TZADIK)、『記号説/う・む~高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一』(水牛)、『一柳慧+寒川晶子+足立智美 空間へのオマージュ』、『初期作品 & ライブ音源集 1994-1996』(以上OMEGA POINT)、コンピレーションCD等への参加多数。